安田彩乃のプロテスト合格について紹介します。
満を持して挑戦した2014年のプロテストは残念ながら不合格でした。そして、2016年に3度目の挑戦でプロ入りしています。
アマチュア時代にしっかりと成績を残し、プロテスト一発合格と思いきや、2016年にプロテストを3回目にして合格しています。
88期生ですね。
同期には、永井 花奈、高橋 恵、川岸史果、蛭田みな美などがいます。意外と苦労人なのですね。
まあ、それだけプロテストが難しいということですね。
プロ入り後はなかなか優勝できませんでした。
ですが、2018年ステップアップツアー「静ヒルズレディース 森ビルカップ」の優勝によって2019年は前半戦の出場権を得て、レギュラーツアーを戦っています。
他の選手のプロテスト合格一覧はこちら
⇒【女子ゴルフ】かわいい女子プロゴルファーのプロテスト合格者一覧。生年度別。
スコアー | 1R | 2R | FR |
---|---|---|---|
213(-3) | 71 | 74 | 68 |
優勝賞金:¥3,600,000
首位と2打差の6位から最終日をスタートして1ボギー5バーディーの「68」で回り、プロ3年目で初優勝を成し遂げました。
安田彩乃プロは、1995年6月6日生まれのプロゴルファーです。出身は、神奈川県の茅ヶ崎市です。
安田彩乃は両親、祖父母ともゴルフが好きな一家で育ちました。
3歳から習っていたクラシックバレエから、9歳の時に本格的にゴルフに取り組みます。
そしてわずか3年後の2007年、「全国小学生ゴルフトーナメント」で優勝し、才能の片りんをのぞかせます。
その後「東日本女子パブリックアマチュアゴルフ選手権」で6位、
「日刊女子アマチュアゴルフ選手権」では2位など、着実に力をつけて、高校は千葉明徳高校に通いますが、ゴルフは独学で練習していました。
ある時、練習場でドライバーが飛ばない悩みを知人に相談したところ、ツアープロコーチの石井忍氏を紹介されて弟子入りし、技術を磨きます。
「ヒルズゴルフ・トミーアカデミー」とは、プロゴルファーの中嶋常幸氏が茨城県にある静ヒルズカントリークラブの設計・監修を手掛けたことが縁で発足したアカデミーです。
森ビル前社長の故森稔氏と子供たちを世界で活躍するプレーヤーに育てたいという思いで一致して、ジュニア育成のため2012年に設立しています。
主なアカデミー生には畑岡奈紗選手、蛭田みな美選手、山口すず夏選手に2019年早くも1勝を挙げた河本結選手など、いまや女子ゴルフ界をけん引する勢いのある選手が多数在籍しています。
その中で、いま一人きら星のごとく主役の座を狙っているスタ-候補が安田彩乃(やすだ あやの)プロゴルファーです。
安田彩乃プロは、トミーアカデミー出身です。
トミーアカデミーとは、中嶋常幸氏が主宰するジュニアアカデミーです。
「次世代の日本ゴルフ界を担う選手を育成したい」という思いから、始まったアカデミーです。
畑岡奈紗プロが1号ですね。
2016年にプロテストに合格してからも、すぐにツアー優勝の道は遠かったですね。
レギュラーツアーは、最高で45位、ステップアップツアーでも予選落ちするなど低迷していました。
2017年はステップアップツアーをメインに活動し、トップ10入りが4回とまずまずの成績でした。
「ルートインカップ上田丸子グランヴィオリレディース」3位などを始め、何回か優勝争いには絡んでいました。
でも、あと一歩という結果でしたね。
そして、2018年ステップアップツアーの「LPGAステップアップツアー静ヒルレディス森ビルカップ」で初優勝しました。
過去、ステップアップツアーでは優勝争いをしていたので、いつかは優勝するとは思っていました。
本人もホッとしたと思います。
更に、同年10月に開催された「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」では、3位の成績を残しています。
実力をしっかりと結果に残せるようになってきましたね。
「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で3位に入賞したことで、賞金ランキンングがかなり上がりました。
来季のシード権が狙えるところまで来たのですが・・・。
大王製紙エリエールレディス終了時点で、53位と惜しくもシード権は逃しました。
しかし、前半戦の出場資格を得ることができました。
プロテスト合格の次は、ステップアップツアーの優勝、そしてレギュラーツアーでの優勝を。
2022年のメルセデスランキングは107位と低迷しています。オフシーズンで身体を鍛えて来シーズンに備えその日を迎えて欲しいですね。