2019年山口すず夏の米女子ゴルフツアー挑戦の結果は苦しい展開でした。
最高位は19試合出場中で2月のデビュー戦「ISPS HANDA ヴィックオープン」の22位でした。賞金ランク150位でシードを逃しました。
山口のコメント:引用:ヤッフーニュース
「結果は悪かったけど」「海外生活は楽しめたと思う」。
人懐っこい性格からアジア圏の同世代選手を中心にともに夕食を訪れる関係も築けたといっております。
11月の最終予選会は8日間の長丁場を16位で終え、2年連続で突破しました。
2019年、女子高生の山口すず夏プロが米女子プロゴルフツアーに参戦しました。
山口すず夏は2月7日開幕のヴィック・オープン(オーストラリア/13ビーチGL)で米女子ツアーデビューを果たします。
ヨネックスの契約プロ発表会で父に感謝の言葉を送っていました。
引用:https://mycaddie.jp/tournews3.php?NID=15359
お父さんへ。
今まで育てくれてありがとう。わがままを言ったりとか、態度が悪かったりとか色々あったけど、お父さんがいてくれたお蔭でここまでくることが出来ました。小学校1年生の終わりからお父さんとお兄ちゃんの影響で始めたゴルフでしたが、趣味を通り越してついに仕事になりました。
※続きは引用元を開いてお読み下さい。
五輪の日本代表として出場を果たすには、プロとして試合に出場し世界ランキングを上げなくてはなりません。
現在、年齢制限で日本のプロテストを受けられない山口すず夏さんは米国のQスクールを受けてプロの資格と出場権を得て米ツアーに参戦し世界ランキングを上げる道を選んだのです。
そんな山口すず夏さんですが、12月は、中嶋常幸氏が主宰する「ヒルズゴルフ・トミーアカデミー」の選抜合宿に参加しました。
中嶋氏のアカデミーは、「次世代の日本のゴルフ界を担う選手を育成したい」という想いから2012年から始まりました。
このアカデミーからは米ツアーで戦う畑岡奈紗さんを輩出しています。
12月のトレーニングは「下半身を鍛える動き」を約1時間繰り返して行われその後ウェッジを握り、「アプローチでドローを打つ」練習を1時間続けたとの報道がありました。
山口は、「きついです。でも体幹がしっかりしてきました」と効果を実感していました。
黄金世代の勝みなみや新垣比菜、小祝さくらなど最近の女子プロゴルファーはジュニア時代から父母や祖父の影響で、ゴルフをはじめていますよね。
2000年生まれの高校生アマチュアゴルファー・山口すず夏選手もその一人です。
ゴルフをはじめたきっかけは、小学1年生の春休みに、お父さん、お兄さんと練習場に行ったことでした。
父・裕之さんの感想は、空振りもするけど当たればフェースでボールをとらえていたと言います。
それ以来、父・裕之さんと二人三脚でゴルフに熱中していったそうです。小学2年生で出た最初の大会のスコアは、120以上。そのときはお父さんがキャデ
ィーを務めたそうです。
試合で始めて30台が出たのは小学4年生の時でした。でも帰りの駐車場でスクワットを600回やらされたと言います。
その訳は、30台は前半だけ、後半は43を叩いたそうです。その罰ゲームだったようです。
罰ゲームは普段から遊び感覚でやっていたそうで、例えば、チップショットとパターをやって2打で上がれば罰はなし。でも、3打ならスクワット、腕立伏せ、腹筋から一つ選んで10回行うという具合だったそうです。
練習に試合に親子鷹として歩んだジュニアゴルファー時代でした。そして2013年にはプロツアーにも参戦しています。
オリンピックへの挑戦のスタートです。1試合毎に成長する山口すず夏のドラマと米女子ゴルフツアーの優勝に突き進み姿を紹介します。
米女子ゴルフツアーを戦うルーキーの山口すず夏、プラチナ世代の一人です。
東京五輪を目指してプロになり全米女子オープンも米国予選会でプレーオフを制して切符を手にしました。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E3%81%99%E3%81%9A%E5%A4%8F&imageId=209294
2015年大会にはアマチュアでの出場経験もあり今回は2度目の必要です。東京オリンピック出場はメジャーで上位に行くことが絶対条件の一つですので頑張ってもらいたいですね。
大会期間:05月30日-06月02日
開催場所:CC・オブ・チャールストン(サウスカロライナ州))
開催場所:米バージニア州キングズミル・リゾート
期間:05月23日〜05月26 日
10位タイ:68(-3)5バーディー、2ボギー
引用:ヤッフーニュース
10番から出た山口は、後半に3バーディーと伸ばして好位置につけた。前半は2バーディー、2ボギーと足踏み。
山口のコメント:引用:ヤッフーニュース
ボギーを打ったところはドライバーを2回連続で左に曲げたが、後半はしっかり修正できた。それがいいスコアにつながったかな。
場所:コオリナGC(米国ハワイ州)
期間:04月17日〜04月20 日
コオリナGCは日本人の大好きなワイキキから西へ43㎞、オアフ島西部の静かなオーシャンフロントに広がるリゾート “コオリナ・リゾート&マリーナ” の中にあります。
テッド・ロビンソン設計のコースで、ウォーターハザードが16カ所に配置されていること、段差のあるグリーンが多いこと、フェアウェイが広いことなどが特徴です。
54位タイ:通算290(+2)67+73+78+72
1R:7位タイ:67(-5)
決して易しくないパー3で全てバーディーを奪ってご機嫌なインタビューがTVで流れていましたね。調子が良さそうで2Rも頑張ってもらいたいです。
日本人参加選手:勝みなみ、野村敏京、畑岡奈紗、横峯さくら、上原彩子、
プロ3戦目
60位タイ:73+75+73+71=292(+4)
山口のコメント:引用:ヤッフーニュース
「ショットも安定していて、攻めることができた。終盤、プレッシャーを感じていると気づいて、最後(ダブルボギー)で台無しになってしまった。悔しい。プロは1打の重みをすごく感じる。デビュー戦だったが、楽しかったし、収穫のある1週間だった」
1R
52位タイ:39+34=73(+1)4バーディ、5ボギー
試合前のコメント:引用:ヤッフーニュース
「アデレード(オーストラリア)からタイに来る際に腰を痛めてしまって、月曜日は畑岡選手と練習ラウンドさせていただく予定だったのですけれど、大事を取ってその日は全く練習せず休みました。昨日は練習ラウンドが出来たので、だんだん体の状態もよくなってきているので、何とか間に合ってよかったです。1月から飛行機での移動が多かったので、疲れも多少あるのかな、と思いますけど、今は大丈夫です!先週より気温も暑くなってくると思うので、体調管理にしっかり気を付けて、なるべく上位でフィニッシュできるように頑張りたいです」
場所:オーストラリア・ザ・グレンジGC
期間:2月14日~2月17日
プロ2戦目:2R
予選落ち(122位):75+77=152
2バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの「77」と崩れ、トータル8オーバー・122位タイでプロ転向後初の予選落ちとなってしまいました。2週連続での決勝ラウンド進出はなりませんでした。残念!!
今週、高校を卒業する山口すず夏ですが、次戦は「ホンダLPGAタイランド」。
次週のタイは予選落ちなしの大会なので思いっきりプレーしてほしい。
ラウンドレポート:引用:アルバ
10番スタートの山口は11番でボギーが先行すると16、18番もボギー。スコアを3つ落としてハーフターンすると、1番ではバーディを奪ったが、5番で痛恨のダブルボギー。その後も1つスコアを落としホールアウトした。
山口のコメント:引用:アルバ
昨日はそんなに調子が悪かったわけではなくて、最後の『8』でやられてしまいました。今日はなかなかショットも安定しなくて、パーを拾うのがやっとというなか、ズルズル行ってしまった。
プロ2戦目:1R
1Rは3バーディ・2ボギーそして悪夢の最終ホールはダブルパーの8をたたきました。3オーバー・96位タイで1Rを終えました。
ラウンドレポート:引用:アルバ
1アンダーで迎えた18番でティショットを曲げたことにより、ムリな攻めを余儀なくされ、グリーンサイドのバンカーの餌食になった。
山口のコメント:引用:アルバ
あまりバーディが獲れなかったということ、最後にもったいなかったことが全然ダメでしたね。
あまりショットが良くなくて、なんとか乗って2パットという展開が多かったですね
もうちょっと、1打1打集中して打たないといけないと思いました。
落とし穴はあるんですね。2Rは集中して予選を通過してほしいですね。
練習日のコメント
その他の参加日本人選手
上原彩子、野村敏京、原英莉花、新垣比菜、横峯さくら、酒井美紀、そして昨年ローアマの吉田優利と和久井麻由のアマチュア2人も参戦します。
まだまだ成長過程の山口選手です。試合に慣れていく、1打1打に集中する、これまで戦ってきたことと変わらないがプロとしてオリンピックへの挑戦として試合に臨む姿が見えてきます。
やるべきことは明確です。第1戦より上位でフィニッシュするだけです。応援しましょう。
今大会は1974年に第1回大会が開催されました。初代女王はなんと日本の樋口久子さん。そして16年大会では野村敏京が優勝しております。
■プロ2戦目を迎える山口すず夏のコメント:引用:アルバ
(先週は)最終日まで進めたことは良かったですけど、ダブルボギー4個とトリプルボギー1個はすごくもったいなかった。プロになると1打1打が大事になる。コースは先週と一緒で地面が硬く、風が強いので“計算”がキーになる。パー5でしっかりバーディを獲ることと、先週はパー3でミスが多かったので、今週はしっかりミスがないようにしたい。先週の成績を上回れるように頑張りたいです。
場所:オーストラリア・ビーチゴルフリンクス ビーチ、クリークコース
期間:2月7日~2月10日
山口すず夏のゴルフ。FR。
22位タイ:69+75+73+71=288(-1)
獲得賞金は約1万1000ドル(約120万円)
山口すず夏の米ツアープロデビュー戦は156人中22番目に入りました。
山口は昨年12月にプロ宣言をし史上3人目の女子高生プロになりました。偉大な女子高生プロと言えば宮里藍ですが、藍ちゃんのプロ宣言直後の「伊藤園レディス」は予選落ちでした。
現在米ツアーで活躍している畑岡奈紗のプロデビュー戦「伊藤園レディス」は26位でした。
偉大な2人の先輩の記録は抜きましたがしかし、山口はトップ10入りを目標としていたので不安が残る試合になったと思います。
この試合は少し変わった試合形式で、3R終了時にカットラインがあります。3日目の終了時点で上位35位までで2度目のカットが行われる試合です。
ラウンドレポート:引用:ヤッフーニュース
つかんだチャンスをものにするべく、最終日は前半を3バーディ・ノーボギーでラウンド。後半13番を迎えた時点で、8位タイまでスコアボードを駆け上がった。このままトップ10を圏内に捉えていくかに思われたが、17番でボギーを打つと、続く最終18番・パー5では3打目がグリーン右のバンカーにつかまるなどして痛恨のダブルボギー。5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「71」、トータル1アンダー・22位タイでデビュー戦を締めくくった。
米ツアー初戦はまずまずでしたが、5月のリシャッフル(出場優先順の入れ替え)までには1試合毎の結果で6月以降のツアー参戦に影響します。
それは米ツアーでプロとして活躍する場を確保することです。父と一緒に戦っている米ツアーですが1試合毎、1ラウンド毎、大事に戦って結果を残してほしいですね。応援しましょう。
山口すず夏のゴルフ。3R。
53位から出た山口すず夏は3バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの73で回り、通算イーブンパーの27位で明日に期待です。
山口すず夏のコメント:引用:ヤッフーニュース
すごい楽しかった。このすごい風の中やることはあまりないので、この経験を次につなげたい。
山口すず夏のゴルフ。2R。
通算1アンダーの53位で決勝ラウンドに進ました。
ラウンドレポートから想像するしかありませんが、風の計算は現地のゴルファーでも大変でしょう。それでも強い精神力で戦っている感じが見えてきますね。決勝進出は山口選手のステップアップです。頑張ってもらいたい。
ラウンドレポート引用:ヤッフーニュース
インスタートの前半、12番のダブルボギーは「悪いショットじゃなかったが、自分の計算より上空の風が強かった」。その後もボギー三つで崩れかけたが、18番(パー5)でイーグル。流れを変えて、「できることを精いっぱいやろう」と後半へ。4番でダブルボギーをたたいたが、そこから2バーディーを奪った。
「調子が悪いわけじゃない。一打一打集中してミスをなくせば、あしたはもっと伸ばせる」。再浮上へ、力強く話した。(バーウォンヘッズ時事)
山口すず夏のゴルフ。1R。
プロデビューの1Rは誰もが緊張すると思いますが、さてさて山口はどうだったのでしょうか?。結果は6バーディー、1ダブルボギーで4アンダーで回り10位タイでスタートしました。
山口すず夏の大目標は20年の東京五輪出場です。その為に米ツアーでのプロ入りを志し目標に向かって邁進しているのです。
パーオンを逃したのは2ホールだけで、好調なアイアンショットでスコアを作っていきました。
ラウンドレポート引用:ヤッフーニュース
2番で4メートルにつけてバーディー先行。8番は残り89ヤードから1メートル、10番も残り86ヤードから同じ58度ウェッジで3メートルにつけて伸ばした。11番でバンカーにつかまってダブルボギーも、15番は残り160ヤードから8アイアンで2・5メートルにつけてバーディーを奪い返した。「ダボの後に15番でバーディーを取った時は、これは入れないと予選で落ちる、と言い聞かせたら入ってくれた」と胸をなで下ろした。
とにかく、アマ時代は「天才少女」として注目を浴びていました。そして昨年は中嶋プロからの指導も受けました。体幹は強くなったと思います。
女子高生プロのさきがけは宮里藍さんですね。その藍ちゃんが米ツアー本格デビュー戦は暫定13位でした。同じ女子高生で米デビューした畑岡奈紗は50位でした。
もしかしたらデビュー戦優勝!もあるかもしれません。テニスだけでなく世界で戦う女子アスリートが多くなっていくことはとても嬉しいことです。
山口すず夏さんは、2015年の「全米女子オープン」日本地区最終予選で、見事に通算9アンダー、135で「2位」に入りました。
出典:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/06/15/kiji/K20150615010549780.html
6月15日
兵庫県・有馬ロイヤルGC・ロイヤルC(6409ヤード・パー72)ノーブルC(6343ヤード
・パー72)
小学生の頃から出たい!いつかは優勝してみたいと思っていた大会です。
2015年7月9日、第70回「全米女子オープンゴルフ」が行われました。
※ペンシルバニア州・ランカスターCC
(6406ヤード・パー70)
世界デビューを果たした山口すず夏さんのスコアーは、初日、3オーバー85位タイ。
第2ラウンドは76で終わり、通算9オーバー、カットラインに5打届かず、残念ながら予選落ちでした。
でも、14歳で世界最高峰の大会に自らの力で出場できたのですから大きな経験です。
※優勝したのは、チョン・インジ選手(韓国・21歳)。通算8アンダーでした。
山口選手を応援しましょう。