脇元華は2016年のプロテストに初挑戦しました。
ですが、最終日に食中毒に見舞われスコアを大きく落とし不合格でした。2017年に再挑戦しましたが、合格ラインに2打届かずに残念ながら不合格でした。
2度のプロテスト不合格はさぞかし女子プロへの意欲と気力を失くしたことと思います。大きな挫折ですね。
しかしそれでもめげずに、2018年も挑戦しました。
脇元華のプロテスト合格とゴルフスイング。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E8%84%87%E5%85%83%E8%8F%AF&imageId=207414
念願が叶って2018年のプロテストに3回目の挑戦で合格しました。原絵莉花や渋野日向子いわゆる黄金世代と同期ですね。
脇元華のプロテスト合格。
同年のファイナルQTで23位に入り前半戦の出場権を獲得しました。
翌年は賞金ランキング47位に入り初シードも獲得しました。「順調に来ていた」と着実にステップを踏んでいた脇元華です。
脇元華のツアー成績。
しかし、2020-21年は低迷。2200万円稼ぎましたが賞金順位は75位とシード権を失ってしまいました。
「ずっとパターで悩んでいて、気持ちが落ちてしまっていました」と悩みは深まるばかりでした。
ファイナルQTも79位とレギュラーツアーの出場権も逃してしまいました。
プロテスト挑戦から3度目で合格しシード権を獲得しこれからというときのはじめて挫折でした。
脇元華のスイング。
脇元華は、長身ですが、2019年のドライバー平均飛距離は、221ヤードとそれほど飛ぶ選手ではありません。
一方でフェアウェイキープ率は70%以上あり、飛距離よりも方向性を重視したショットをする選手ですね。
脇元華のドライバーショット。
ドライバーショットの持ち球は、ドローボールです。脇元のドライバースイングには、力感がなくいつも同じリズムでスイングをしています。
力感がないからこそ、しっかりとクラブのしなりを使ったスイングをすることができ、フォローでしっかりと高いフィニッシュをとることができます。
体重移動をしっかりと行うスイングで、バックスイングでしっかりと右足に体重を乗せ、インパクト~フォローにかけて左足に体重が乗ります。
インパクト時には、ほぼ左足側に体重が乗っていますね。女子プロゴルファーに多い、体重移動を大きく使ったスイングが特徴的です。
ただ、脇元華プロ本人も語っているように、ドライバーの飛距離をもう少し伸ばしたいですね。
脇元華プロの体格があれば、あと20ヤードくらいは飛距離が伸びるポテンシャルがあると思います。
脇元華のアイアンショット。
脇元華プロはアイアンショットの方向性を高めるためにはフェースの開閉をできるだけ抑える事とコメントしています。
フェースを返しすぎる傾向ににあるので必ずフォローでフェース面がどこを向いているのかをチェックします。
フェース面が下を向いていれば、フェースを返し過ぎた証拠ですね。
これは手首を返し過ぎているので、左へのミスに繋がります。
フェース面が下を向かなければ、インパクトゾーンでスクエアになっている時間が長くなるので、方向性がアップします。
フォローではフェース面が上を向くのが正解です。この時グリップエンドはヘソを指しています。
インパクトゾーンではできるだけフェースローテーションを避けたいと脇元華は言っております。
パーオン率が65.52%の46位ですので、アイアンショットが安定すればまだまだ上位が可能になる脇元華です。
脇元華プロの所属契約はGMO。
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脇元華プロは2020年7月7日の七夕の日に「GMOインターネットグループ」と所属契約を結びました。
脇元華プロのコメント:引用:ヤッフーニュース
目標はナンバーワンの選手になること。
GMOインターネットグループ様も、ナンバーワンになることを掲げており、同じ考えを持つ企業様からすばらしい
サポートをいただけることを大変うれしく思っております。
とコメントしていました。
脇元華プロの目標は「ナンバーワンなので、賞金女王になることです。米ツアーでも優勝する」です。
GMOインターネットの会長兼社長の熊谷正寿氏のコメント:引用:ヤッフーニュース
インターネットの時代は共感の時代。脇元選手は、ダジャレではないですけど『華』があってネットユーザーから支持される。
ナンバーワン志向と共感される華があることが、契約に至った理由です。
と今後の活躍を期待していました。
脇元華プロは今季オフシーズンにスイング改造に取り組みドライバーの飛距離は10ヤードほど伸びたそうです。
ただ、無観客で行われた6月の「アースモンダミンカップ」は残念ながら予選落ちの成績でした。
脇元華のゴルフ。
脇元華のプロフィール。
脇元華は、1997年10月4日生まれ、宮崎県小林市出身の女子プロゴルファーです。黄金世代よりも1つ上の世代ですね。
体重:64kg
血液型:AB型
出身校:宮崎日本大学高等学校(宮崎県)
プロテスト合格日:2018年7月27日
入会日:2018年7月28日(90期生)
趣味:映画鑑賞 カラオケ
好きな色:白 黒
ゴルフ歴:8歳~
本人も黄金世代には負けたくないとかなりライバル意識を持っていますね。
脇元華のプロゴルファーへの道。
8歳の頃に父親の影響でゴルフを始めて、メキメキと上達。
2013年に開催された「エリエールレディスアマチュアゴルフ選手権九州大会」で優勝するなどの成績を残しています。
高校は、宮崎日本大学高等学校。
同じ高校の先輩プロゴルファーには、永峰咲希がいます。
高校時代は、そこまでアマチュアゴルファーとして結果を残せませんでしたが、プロになることを決意します。
2016年に初挑戦したプロテストで最終日まで残るものの、何と不運にも最終日に食中毒になってしまい、大きくスコアを落として不合格でした。
2017年は、実力が高い黄金世代の選手がライバルというレベルの高いプロテストでわずか2打足りなくて、不合格でした。
さらに翌年の出場資格を決めるQTへもエントリーミスで出場できませんでした。
そこで台湾女子ツアーのQTをトップで合格し2018年の台湾女子ツアー「サンポレディスオープン」でプロツアー初優勝を遂げました。
そして2018年のプロテストで、大きな自信を得て受験したプロテストに合格しています。
プロテスト合格に関しては、中々の苦労人なのです。
脇元華の台湾ツアー。
脇元華プロにとって、2回のプロテスト不合格は、挫折であったと思いますが、腐らずに台湾ツアーという場所を選び優勝するという行動力は凄いですよね。
プロになってからは、下部ツアーで活躍。
ステップアップツアー「日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント」で2位になるなど安定した成績を残しています。
2019年は、QTランキング23位の資格でレギュラーツアーに参戦。
「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」で23位タイに入るなどまずまずの成績を残しました。
そして、地元開催の「第7回アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」では、4位タイに入る大活躍をしました。
まだまだ、発展途上の脇元華ですが、これから上位に入ることが多くなるのではないかと思います。
脇元華はかわいい!妹もかわいい!
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E8%84%87%E5%85%83%E8%8F%AF&imageId=195656
脇元華は、モデル並みの体型で可愛らしく、それでいて清楚なルックスが魅力的です。
正直、モデルでも通用するのでは?と思えるくらいの美しさですね。
実際、脇元華もモデルのオーディションを受けたことがあるようですね。
これから、ウェア契約やメディアへの露出も増えていくことは間違いないでしょうね。
ゴルフのスイングを見ても、キレイで名前の通り、「華やかさ」を感じさせる選手です。
それと、脇元華プロには、妹がいて妹も美人です。
妹(右)は、脇元華プロよりも少し身長が低いですね。キレイ系というよりは、かわいい系という感じですね。
妹の名前は、脇元桜。
妹も2018年のプロテストに挑戦するも不合格でしたが、今後プロになる可能性が高い選手です。
脇元華プロのキャディを務めることもあるようですね。
ぜひ、頑張ってプロテストに合格し、脇元華プロと共に美人姉妹プロゴルファーとして活躍してほしいものです。
脇元華の初ホールインワン。
16番パー3(161Y)で6アイアンを振り抜きプロになって初めてのホールインワンを達成しました。
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まとめ。
2019年、「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」をテレビで観戦していて、久しぶりにスター性のある選手が出てきたなと感じました。
そのスター選手は脇元華です。
まず、とにかく見た目が美しいですね。日本人離れしたモデルのようなスタイルは、観ている人を引き付けます。
地元宮崎県開催だったということもあると思いますが、ファンの声援も凄かったですね。
そして、初日に単独首位になるなどの活躍を見せ、もしかしたら優勝もあるのでは?と感じさせる試合でした。
結果的には、4位タイということでしたが、十分優勝も狙える選手だと思います。2018年にプロテストに合格したばかりの新人ゴルファーですから、まだまだ課題はあります。
ドライバーショットの飛距離は、体格から見れば、もっと飛ばすことができると思いますし、
常に上位争いをするような選手になるためには、アプローチなどの課題も多いです。
そして、脇元華プロは昨年の12月と今年の1月に、縁あってジャンボ尾崎プロの元を訪ねています。
尾崎プロから言われたのは「デカいだけだな。もうちょっと早く振れ」です。
飛距離が足らない、それ以来素振りと筋トレに精を出しています。伸びしろのある脇元華プロです。
最終戦の宮崎でその雄姿を見てみたいですね。必ず華は開くと思います。
飛距離を伸ばしアプローチを改善することで、とんでもないスター選手に化ける可能性があると言えます。
モデル系女子プロゴルフファー。今後さらなる飛躍が期待される脇元華プロに注目しましょう!
エンジョイゴルフで楽しい一日を。

現役時代はNHKETVの外部契約として中嶋常幸プロから藤田寛之プロ、
今田竜二プロの男子ゴルフと森口祐子の「女子プロに学べ」のゴルフ
理論を番組化しました。番組終了後は、数名のライターさんと独自取材でブログ運営しています。
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