仲宗根澄香プロのゴルフとスポンサーを紹介します。
2020-21年の「日本女子オープン」で3位Tの成績でホールアウトした仲宗根澄香プロ。
4日間の平均パット数が何と28.25パットでした。
3日目は7バーディ、ノーボギー、最終日は13番から連続3バーディでスコアを伸ばしました。
パッティングの好調も含めて今一押しの沖縄美人(千葉県出身ですが・・・)の「仲宗根澄香」プロを紹介します。
「小さいころから、運動がすごく苦手だった。でも、ゴルフだけは楽しかった」。とSKY㈱のコマーシャルを見たことがあると思います。
2020年3月に所属契約を結んだソフトウェア㈱SKYのCMです。
子どものころからこつこつと貯金をするタイプで、賞金などの管理も本人が行っています。
決して裕福な家庭ではなく両親は一生懸命働き娘にゴルフをさせる環境を作ってくれました。
予選落ちが続き経費はかかるけど収入がない時は大変でした。と語る仲宗根澄香プロです。
CMの言葉どおり、仲宗根澄香プロはジワジワと成長を続け、ステップで4勝し2020-21年は賞金ランク39位と素晴らしい成績を残しています。
女子プロゴルファー仲宗根澄香さんとスポンサー契約を結びました。仲宗根プロのお父様が沖縄県宮古郡多良間村出身。仲宗根プロは「応援していただき、とてもうれしい。金秀グループの一人として、ゴルフで沖縄の皆様に貢献していきたいと思います」と抱負を語っていました。
2020年の2月28日に発表しています。金秀グループは沖縄を代表する企業です。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E4%BB%B2%E5%AE%97%E6%A0%B9%E6%BE%84%E9%A6%99&imageId=234078
1992年生まれの仲宗根澄香プロもプロゴルファーを目指す女子同様にお父様の影響で10歳からゴルフを始めています。
最近の若い女子としてはむしろ遅く始めた感じですよね。
ただ、練習熱心ということもあってジュニア時代は輝かしい戦歴の持ち主です。
ジュニア時代での全国大会は日本ジュニアの16位が最高ランクでした。(千葉県立松戸六実高等学校 3年)
現在プロとして活躍中の葭葉ルミや渡辺彩香などは一緒に戦った仲間ですね。
その後、プロテストを受けます。
実はプロテスト合格は5度目でした。高校卒業後に第一回のプロテストを受けますが、見事に失敗してしまいます。
それから5年後の2015年、5回目のプロテストでした。成績は14位タイでした。
プロテストに合格したこの年は長年指導を受けてきたコーチから「独立」した年でした。
それから2年間はコーチをつけづに1人で練習に励んでいました。
その2年間も良い経験でしたが、やはりコーチを探すことになり出会ったコーチが「青山充コーチ」でした。
この出会いが仲宗根澄香プロをより成長させることになります。
2015年プロデビューのランキングは111位でした。
ですが、翌年の2016年はステップツアーで2勝し、2019年も2勝しています。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E4%BB%B2%E5%AE%97%E6%A0%B9%E6%BE%84%E9%A6%99&imageId=214097
2019年 Skyレディース ABC杯 優勝
2020-21年の出場資格はQTランク5位です。リランキングは10位ですので試合には出場できますね。
2021年に入り予選落ちは7回ですが(出場16試合中:ニチレイレディスまで)ベスト10が2回あるのはスイングが安定してきた結果だと思います。
2021年6月のニチレイレディスでは最終日に追い上げは少しづつ力がついてきた証です。
18位タイでスタートした最終日は1イーグル・4バーディ・1ボギーと5つスコアを伸ばして、トータル8アンダー・4位でフィニッシュしました。
仲宗根のコメント:引用:ヤッフーニュース
勝ちたい気持ちがかなり大きくなってきてる。少し前の自分だったらトップ5だとか、良いプレーができてうれしい気持ちが先に出てくると思うけど、今年中に勝ちたいという気持ちがすごく大きい」。目指すのはタイトルのみ。そこに向けて、自分が“どうならなければいけないのか”。それが最優先だ。
そして、特に注目した試合はやはり2020年「日本女子オープン」です。
3日目にスコアーを伸ばしましたね。
パット数がなんと26パットでパッティングの調子が向上しています。それは何故なんでしょうか?
3Rは女子オープンの厳しいセッティングの中で「7バーディノーボギー」の65で回ってきました。
終了時点でトータル5アンダー、40位タイから3位タイへと急浮上しました。
仲宗根澄香プロのコメント
きのうの夜にいろいろ考えたときに迷いすぎだと思った。パットも、ショットも一番最初に浮かんできたイメージでパッと打とうと。それがスコアにつながった。
パットが好調なのは「プロジェクトワンパット」という練習器具で練習したからとネット上でも話題になっていました。
この「プロジェクトワンパット」とは、ブラッド・ケネディが開発した優れもののパット練習器具です。
簡単に説明すると、「カップを狭めるような蓋をして入口を制限しながらパタ練をする」という代物です。
詳しくはゴルフダイジェストで紹介し販売しています。
パターは1球1球のラインをイメージしてパッティングしますよね。ラインが読めるか?距離をイメージしその強さで打てるか?
様々な条件を整理し脳がグリップの手に指令を出します。
もし3パットが多くなったら・・・
前年の最終予選会(QT)を5位で突破して2020-21年は初の賞金シードを目指す位置にいます。
まだ、レギュラツアーでの実績は乏しいが、下部ステップアップツアーは通算4勝しています。
2019年「SkyレディースABC杯」でツアーの最多アンダーパー記録となる通算18アンダーを出しました。
そして、同大会を特別協賛するソフトウェア開発の「Sky株式会社」と所属契約を締結することになりました。
沖縄美人のプロゴルファー仲宗根澄香のゴルフ出発点は2020年です。
想定スコアではなく、謙虚な姿勢を貫き、結果の「優勝」の二文字は必ずついてきます。
頑張れ仲宗根澄香。その日が来ることを願い応援しています。