2020年、原江里菜のクラブセッティングは“フリー契約”になりました。
今までPRGRのイメージが強いのでまだ馴染めませんが、ご自身が選んだクラブで2020-21年は戦うことになりますね。
「黄金世代」や「プラチナ世代」の活躍に押され気味のアラサー世代の一角をなす原江里菜プロです。
NEWクラブでの活躍に期待しましょう。
原江里菜のプロフィール⇒笑顔が素敵な原江里菜のゴルフ
原江里菜のコメント:引用:ヤッフーニュース
こだわりはなかった。今まで契約先から、これがいい、と勧められたもの。自分の感覚が良いものを使用していました。
(フリーになって)いろいろな方からクラブについて話をうかがい、私のスイングにこのクラブが合う、などと気がつかないこと、提案などをたくさんもらって、勉強になっています。
知らなかったことを、知ることができた。というわけで、もっとああしたい、こうしたいなど、試行錯誤の繰り返し。とても新鮮な気持ちです。
これまでは、クラブをつくってもらうことが当たり前だった。何不自由のないシーズンを送っていたと思います。
しかし、プロでもクラブを支給ではなく、購入する選手もいる。みんなが恵まれているわけではありません。
ただ、私はサポートしてくださる人がたくさんいた。昨年、ファイナルQTの結果がいまひとつで、毎週のように試合へ出場する選手とは扱いが違うのは当然でしょう。
にもかかわらず、親身になってくださる方がいて、まだゴルフをがんばっていいんだーと思えた。
試合も同じです。あるのが当たり前でした。それだけに、コロナ騒動で、試合を開催してくださることのありがたさを身に染みています。
2020-21年開幕戦「アースモンダミンカップ」の成績は44位タイの成績でした。
2戦目は所属先の「NEC軽井沢~」ですのでNEWクラブでショットメイカーの実力を発揮してほしいですね。
コメントでもお話ししているようにQTランクは73位ですので試合参戦は限られてしまいます。
クラブはプロギアからキャロウエイに変わりましたね。
力強い弾きとボール初速の速さにスイートエリアの広さが加わって、
飛距離と方向性がアップしたドライバーがキャロウェイのマーベキックです。
キャディバックのロゴもキャロウエイですので、
その他13本のクラブセッティングもキャロウエイで揃えていると思います。
ただ、試合によっていろいろなドライバーを試している段階だと思います。
ヨネックスのEZONE GT435も試しているようです。(シャフトはディアマナ DF-505R)
いかがでしたか、原江里菜プロは2020年からクラブ契約はフリーになりました。
プロギアのクラブに慣れていると思いますが、早く自分流のクラブに慣れて活躍してほしいですね。
関連記事⇒ドライバーの選び方。キャロウェイ・マーベリックの特徴
原江里菜選手の使用するクラブはパター以外すべて契約先のプロギアになります。
ドライバーはギリギリ、でおなじみの「プロギアRS Fドライバー」です。
プロ、アスリート向けブランドであるRSシリーズの、反発規制ルール上限まで高初速エリアを拡大したドライバーです。
Fはフェードの略であり、つかまりすぎず左のミスが出づらい、ストレートからフェードボールが打ちやすい設計になっています。
ヘッド体積は460CCで、構えるとフェースの向きはストレートで左へは行かない安心感があります。
クラウン部分のフェース側が大きく傾斜したWクラウン構造を持ち、
その内側にリブを配することでインパクト時のフェースのたわみが増大し、ボール初速が上がる効果があります。
ヘッド形状はオーソドックスな、後方がやや膨らみをもった形状で、
現代のドライバーらしく、アマチュアにも打てるドライバーになっています。
シャフトは2019年は人気の三菱ケミカル製「TENSEI CKプロ オレンジ」を挿しています。
2018年の海外メジャーで最も多くのプレーヤーが使用したTENSEIシリーズはしっかり叩けて振りぬける、
それでいながらしなり戻りがおだやかなのでつかまりも良いシャフトです。
つかまらないヘッドに叩けるシャフトの組み合わせは現代の流行の組み合わせです。
それでは原江里菜選手が信頼しているPRGAのクラブを紹介します。
シャフト:テンセイCKプロオレンジ50(R)
原江里菜選手のドライバーはプロギアRS F
シャフト:テンセイCKプロオレンジ50(R)
シャフト:ツアーAD U-65(S)
アイアンは小ぶりなヘッドでアスリート向けの「RSフォージドアイアン」を使用しています。
このアイアンも現代のアイアンの流れである、「異素材内蔵」になっております。
「フラッシュワン」というオリジナルの振動減衰材を内蔵して弾きのよいマレージングフェースでありながら、
マイルドな打感と飛距離の向上に貢献しています。
ただひとつ気になるのがこのアイアンは見た目とうらはらにボールのつかまりが良いことです。
しっかり打ち込むとフック系の弾道になるアイアンです。
ですので、フェードボールを打ちたいドライバーと、つかまるアイアンとの組み合わせは、
原江里菜プロのイメージにフィットしているのか心配です。
シャフト:GS95(R)
シャフト:GS95(R)
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%8E%9F%E6%B1%9F%E9%87%8C%E8%8F%9C&imageId=209382
FWキープ率は14位とまあまあの数値が残っていますが、パーオン率が53位ではスコアにつながりません。
おそらく勝負どころでアイアンを左に外すケースがあるのかもしれません。
QTのコースセッティングでは通用しても、トーナメントでは緊張から微妙に力むこともありますので、
いまのクラブセッティングはアイアンのシャフトを中心に見直すタイミングかもしれません。
ボールはタイトリスト
ウェアはサマンサタバサ
シューズはアシックス
現代のドライバーは慣性モーメントが大きくなっているので、
その場で身体を回す意識がないと打点が安定せず、感覚だけを頼りにインパクトを迎えなければなりません。
自分のスイングからイメージする弾道と現実のそれとが異なることほど、迷うことはありません。
特にアイアンはインパクトのずれが致命傷にもなりかねません。
2015年の優勝当時は使用しているドライバーが「プロギアIDナブラRS02」という、
ストレートからドローを打ちやすいドライバーでした。
2019年は「プロギアRS Fドライバー」という、フェードボールを打ちやすいドライバーへと変更しています。
(※2020年のドライバーはマーベリックに替えましたが、試合が少ないのでその評価は今はできませんね)
アイアンが当時も今も同じくつかまりやすい性格を持っていますので、
ドライバーもドローボールが打ちやすい「プロギアRS ドライバー」に換えてみてはいかがでしょうか。
国内のトーナメントであれば、精度が高ければドローかフェードのいずれかひとつで十分戦えると思います。
原江里菜の応援を宜しくお願いします。エンジョイゴルフ!!ゴルフライフを楽しんで下さい。