「パターの選び方」です。ここではテーラーメイドの「スパイダー」トラスシリーズの種類と特徴を紹介します。
テーラーメイドゴルフは、ミスヒット時にフェースのねじれを抑制するトラス構造を融合した日本限定モデル「スパイダー ツアー トラス」シリーズを2024年3月8日に発売します。
「スパイダーGT トラス」シリーズまで後付けで接着されていたトラスホーゼルが、ボディと一体となった新構造を採用しています。
フェース面よりやや後方にあったホーゼルが、フェース上(面の延長上)に位置することでスッキリとした見た目で構えやすく、自然なストロークをサポートします。
ラインアップは、
今作から誕生した新しい形状のSpider TOUR TRUSS Z
全6機種です。
「TM1」はホーゼルをヒール寄りに設計することでプッシュミスを軽減、「TM2」はセンターに配置することで引っかけミスをカバーできる仕様となっています。
2023年3月10日に発売した「トラスホーゼル」のモデル「スパイダー GTx トラス パター」は、5種類のヘッドカラーを用意しています。
というバリエーションです。自分に合ったヘッドカラーを選びましょう。
2022年に発売した「スパイダーGT トラス」をブラッシュアップしたのが「スパイダーGTx トラス」です。
「スパイダーGTx トラス TM1」は深重心&三角ネックで安定したコロがりを実現したパターです。
後方にウェイトがついた深重心のネオマレットで、フェースがブレにくいトランスネックを採用。
ゆったりとしたテンポで真っすぐヘッドを動かせば、打点がズレても真っすぐボールを押し出して、狙った距離が打てるパターです。
2023年女子ゴルフ第4戦「アクサレディス」で初優勝した山内日菜子選手が使用しています。
⇒山内日菜子の“オールテーラーメイド”のクラブセッティング。
「スパイダーGTx トラス TM2」はフェース向きを変えずゆったりとストロークできるパターです。
芯でボールを捉えやすいセンターシャフトのトラスパターで、ヘッドと手元の動きを同調させながら、フェースの向きを変えずに打つのが正解です。
ヘッド後方の重さを感じながらゆっくり打てば安定してコロがせます。
他のパターのまとめ一覧はこちら
⇒パターの選び方。あなたにおすすめの今が買いのメーカーは。
「GT X」は「GT」の形状を維持しながら、さらに後ろに張り出すようにステンレス製の154gのスチールウェイトリングをつけて、よりスパイダーらしい挙動を実現しています。
TM2はフェースバランス、TM1は少しトゥヒールバランス(11°)になっています。マレット好きなゴルファーはまず試してもらいたいパターです。
スパイダーシリーズは、基本的にウェイトを後ろに持ってきて重心を深くするのが特徴です。「スパイダー GT」は深重心ですが、操作性を重視し、コンパクトにまとめています。
「スパイダーGT トラス TM1」は早いテンポで打てるスパイダーでも浅重心のパターです。
ヘッドの後方にウェイトがなく、「スパイダーGTx」よりも浅重心で早いテンポで打てます。
トランスネックの安定感に加え、ヘッドを真っすぐ動かしても、フェースを開閉してもスムーズに打てます。
ストロークの自由度を重要視しているゴルファーに合っているパターです。
「スパイダーGT トラス TM2」は自然と芯で打ててストロークの自由度が高いセンターシャフトパターです。
シャフトの延長線上で打てば、自然と芯に当たるデザイン。また、トランクネックの効果で上下方向のスイートエリアが広いのも特徴です。
トラスパターは、点で支えているパターよりも面で支えることによって安定して構えやすくなっています。
パターが後ろから押し込んでくれることでミスを軽減し、芯を外してもブレない仕掛けになっています。
とにかく、パッティングを得意としていないゴルファーはぜひ一度手にしてその効果を実感して下さい。
パッティングが変わりますよ。