Categories: 黄金世代

小滝水音のプロテスト合格は2017年。

小滝水音のプロテスト合格とジュニア時代のゴルフ成績をご紹介します。

小滝水音選手も、黄金世代の一員です。水音は“みお”と読みます。幼さが残るあどけない笑顔が魅力的な選手ですね。

プロテストは2017年に一発で合格しています。同期は勝みなみや小祝さくら、新垣比菜などトップ選手を生み出しています。

2023年に初優勝した「吉本ひかる」も同期ですね。

小滝水音のプロテスト合格は2017年。

高校卒業後にプロテストに一発合格しています。

中嶋常幸プロと故森稔氏が次世代の日本のゴルフ界を担う選手を育成したいという想いから設立されたトミーアカデミー出身です。

出身プロゴルファーには同じ黄金世代の畑岡奈紗などがいます。

黄金世代の多くのメンバーは、ゴルフ界のエリートと言えるのに対し彼女の場合はそうではなく地道に少しずつ力をつけてきている雑草のような存在ですね。

でもだからこそこれからも伸びしろがある選手とも言えると思います。

2017年のプロテストは、黄金世代のメンバーが多くレベルが高いプロテストだったと言われています。

89期生 勝みなみ小祝さくら新垣比奈、など第一線で活躍している黄金世代が参加したプロテストで一発合格するというのは凄いことです。

小滝水音のプロフィール。

出身:茨城県ひたちなか市
誕生日:1998年7月7日
身長:167cm
体重:65kg
血液型:O型
出身校:明秀学園日立高等学校(茨城県)
プロテスト合格日:2017年7月28日(89期生)
スポーツ歴:水泳 陸上競技
趣味:音楽鑑賞
好きな色:青 黒 赤
ゴルフ歴:7 歳~

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B0%8F%E6%BB%9D%E6%B0%B4%E9%9F%B3&imageId=200254

小滝水音のゴルフ。

小滝水音のジュニア時代。

7歳から父親の影響でゴルフを始めています。小さいころは陸上をやっていました。今でも、走り込みは欠かさないようです。

高校は、明秀学園日立高等学校でゴルフ部一期生として活躍しました。

ジュニア時代から輝かしい成績を残している他の黄金世代の選手と違い、彼女のアマチュア時代はそれほど素晴らしい成績は残していません。

小滝水音のツアー成績

プロになってからは、少しずつ力をつけ始め、2018年には「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」で3位タイの成績、

「伊藤園レディスゴルフトーナメント」で4位タイの上位でフィニッシュするなど力をつけてきています。

ただ、予選落ちが多いので2018年は賞金ランキング66位と惜しくもシード権を逃しました。

2019年はQTランキング9位の資格でツアー参戦しています。ですがやはり苦戦しており予選落ちが続いています。

小滝水音のトーナメント2019の最高位は、ニチレイレディスの12位タイです。何かきっかけがあれば、十分ツアー優勝できる実力を持った選手です。

小滝水音のスイング。

小滝水音のドライバー平均飛距離は230ヤード程度でありそれほど飛距離があるゴルファーではありません。

どちらかというと、ティーショットでフェアウェイをキープするタイプです。

そして、セカンドをしっかりとフェアウェイから打てる状態にすることで大きなミスを防ぐ方向性重視のゴルフスタイルですね。

スイングは、バックスイングの始動からゆっくりと上げていくのが特徴的ですね。

何となくですが、バックスイングからトップまでの動きをゆっくりと上げ丁寧に行うことで再現性の高いスイングを目指しているのかなという印象があります。

また、彼女の身長は167cmありこのような背が高い選手は、アドレスでスタンスを大きくとる傾向がありますが、

彼女のアドレスを見るとスタンス幅がやや狭いような気がします。体の回転を上手く使うための工夫なのでしょうか?少しアンバランスな気もしますね。

全体的にスイングを見ると、やはり丁寧に打っているなという印象があります。

小滝水音は「構えたらすぐ打つ」ということを意識しているようで、確かに構えてから打つまでは早いです。

構えてから打つのが遅い人は、アマチュアゴルファーに多いですね。でも、構えてから打つまでの時間が長いほど肩や腕に力が入り、精神的にも緊張状態になります。

「構えたらすぐ打つ」というルーティーンは、力みやすいアマチュアゴルファーにオススメのルーティーンです。

ショットのリズムはゆっくりだけど、構えてから始動するまでは早いというのが小滝水音のスタイルですね。

小滝水音のパッティング。

まあ、ショットのリズム感が少し特徴的ですが、小滝水音のゴルフで最も特徴的であると言えるのがパッティングスタイルですね。

どっしりと構えたいという意識が凄く感じられるパッティングスタイルですね。

ドライバーを打つ時よりも大きなスタンスでアドレスをして少しがに股で構えるという特徴的なアドレスです。

ボールの位置もかなり右足寄りに置くという面白いスタイルですね。

更にグリップはクロスハンドで握り、ストロークは両腕の五角形が崩れないように肩の動きだけでストロークをしています。

小滝水音のパッティングスタイルは、かなり特徴的ですが小滝水音自身パターが得意であると言っています。

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E5%B0%8F%E6%BB%9D%E6%B0%B4%E9%9F%B3&imageId=190476

パターに関しては正解と言える型はなく、小滝水音プロのように特徴的なスタイルでも自分に合っていれば良いと思います。

例えばミッシェル・ウィーなど特徴的なパッティングスタイルをする選手もいますしね。

まとめ。

畑岡奈紗など同郷の同級生の活躍は、小滝水音にとっては、複雑な想いがあることでしょう。

でも、2023年黄金世代13人目の優勝で小滝選手の実力が証明できました。これからはトップスターへ駆け上がる2勝目を先ずは早く達成することです。

ぜひ、頑張って欲しい選手ですね。小滝水音を応援しましょう。

満範

現役時代はNHKETVの外部契約として中嶋常幸プロから藤田寛之プロ、 今田竜二プロの男子ゴルフと森口祐子の「女子プロに学べ」のゴルフ 理論を番組化しました。番組終了後は、数名のライターさんと独自取材でブログ運営しています。